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OCUPブログ 第2回

UML2.0では、従来のUMLで定義されていたモデル図に関して、入れ替えが発生しています。
今回は、その入れ替えについて、解説します。

1.2 モデル図の入れ替え

コラボレーション図の変更
UML1.Xの時代に、特に実装モデルのレベルで使われることの多かったコラボレーション図が、コミュニケーション図と名前を変え、また扱いが非常に軽くなりました。
これは、コラボレーション図の内容がシーケンス図で等価に記述できる上に、さらにシーケンス図の方が、より柔軟に情報の追加、機能の拡張ができ、また実際の使用者の数がコラボレーション図よりも多かったことに因ります。
そして、従来のコラボレーション図とは全く異なる図が新たに付け加えられ、この図がコラボレーション図と呼ばれることになりました。
この図は、OCUPのアドバンス資格試験で扱われるため、本コースではあまりふれませんが、オブジェクトやクラスよりも、役割パターンに焦点を置いたものです。
また、シーケンス図自身も拡張され、従来はオブジェクトなどのインスタンスレベルでのメッセージのやり取りのみを扱っていたものから、より広範なレベルでインタラクション(相互作用)を扱えるようになりました。

オブジェクト図とパッケージ図の追加
オブジェクト図とパッケージ図は、以前から使われており、非常にポピュラーな図でしたが、UML1.Xでは非公式な扱いでした。UML2.0では、この2つの図を取り入れ、特にパッケージ図に関しては、スーパーストラクチャ(上部構造)、インフラストラクチャ(基盤構造)の両方の仕様文書で重要な役割を演じるようになりました。

コンポジット構造図の登場
従来のクラス図等では記述が難しかった内部構造が、コンポジット構造図の登場により、容易に記述できるようになりました。これは、単にクラス図が拡張されただけではなく、構造化分類子の導入に伴い、分類子が登場する他の図においても内部構造が記述できることになります。

インタラクション概要図、タイミング図の登場
インタラクション概要図は、インタラクション図とアクティビティ図が合成された図です。また、タイミング図は、特に組み込み系などのハードウエア開発で要望の高かった表現形式です。これらは、実際のニーズが仕様に取り入れたものです。