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OCUPブログ 第1回

UMLは、オブジェクト指向テクノロジーの核になる部分であり、また昨年OMGとBPMI(ビジネス・プロセス・マネジメント・イニシアティブ)が合併し、ビジネスモデリング分野でもキーとなる概念です。
機は熟しました。今から始めても決して遅くはありません。

アジェンダ(予定)
第1章 UML2.0の新機能と、OCUPインターメディエイト試験
第2章 メタモデル構造の理解
第3章 複合構造図
第4章 コンポーネント図
第5章 アクション
第6章 アクティビティ図
第7章 相互作用図
第8章 ステートマシン図
第9章 配備図
第10章 プロファイル

上記は、あくまでも予定ですので今後変わることもあります。それでは、第一章からスタートしましょう。
1章 UML 2.0の新機能と、OCUPインターメディエイト試験

1.1 UML 2.0での新機能ポイント

UML2.0は、従来のUML1.X(1.0〜1.5までのバージョンを総称するときに、1.Xという記法をします。以下同様)に比べ、見た目も解釈も大きく異なってきています。

・UML2.0の特徴は、なんといっても、MDA(モデル・ドリブン・アーキテクチャー)の採用に伴う、構造の厳密化、最適化にあります。
そして、メタモデル図が大幅に変更されました。また、これに伴って、従来から問題となっていた解釈の曖昧さの解決も図られています。
さらに、従来のUMLで用いられた図を見直し、重要度に応じて一部の図を入れ替え、全体として分析や設計などの概念モデルに関する拡張、パターンや役割に焦点を置いた機能面の追加がはかられています。

・従前のUML1.Xでは、解釈に直感的な部分が多く、また各リリース間、たとえば1.2から1.3へのリリースアップなどで、省略時解釈が180度反転してしまう等のことが何度か重なった結果、モデル図の解釈が人やグループによって異なってしまい、本来正確なコミュニケーション手段として採用したはずのUMLが、かえって組織全体の記法として曖昧さが増大してしまったという深刻な問題を生み出して来ました。
さらに、異なるUMLツール間では事実上、情報の共有、交換が不可能といった事態も招きました。
UML2.0では、この問題を、UML自身の構造と振る舞いを規定するメタモデル図の厳密化と、数学的ともいえる一貫した体系化、そして振る舞いを最小単位で定義し直すと言う作業で解決してきました。

・以前から、UML図は単なるモデル表現の共通言語としての絵(図表)として使われるだけではなく、コードの自動生成などの機能を持った開発ツールにより使用されて来ましたが、UML2.0になってMDAの考え方が積極的に採用されたことで、その動きがさらに加速されました。
2.0では、自動コード生成だけではなく、1つの図から他の種類の図への自動変換や、ツール間のモデリング情報の交換を図るためのメカニズム、仕様が開発されています。
別の見方をしますと、本来の分析・設計のためのモデル記述言語としての拡張を図りつつ、同時にプログラミング言語への拡張を行ったとも言えます。