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ソフトウェア工学 傾向と対策 その2
前回に引き続き、「組込みシステムのためのソフトウェアエンジニアリング 中級編」(現在はまだ未刊)の内容に従って解説して行きます。
まず、第6章のリアルタイムOSの実際的側面ですが、上の図中の赤インクで示されているようにOCRES中級の出題範囲とされていますが、現実には出題傾向が、第5章とかぶり、OCRES中級だけであれば、「基礎編」の内容の理解で十分でしょう。(ページ数で見ても、第5章の方が6章の3倍近くあり、内容的に5章の方が本質的な問題を議論しており、問題が作り易い。)
第7章、第8章、第10章は、分析や設計の方法論の分野ですので、OCRESは試験対象としていません。
方法論に関しては、座学ではなく、事例研究や演習で、実際に手を動かして学習すべきである、というのがOCRESのスタンスです。この分野は、知っているという事だけでは全く意味をなさず、実際に手が動く事が重要です。
「傾向と対策シリーズ」の最後に、本書で紹介されている方法論に則った演習コースの例を提示して、勉強法を解説したいと思います。
第9章はコーディングにまつわる問題を議論していますが、これはOCRES上級編の試験対象に指定されています。9.2 のコーディングやパッケージングの問題は、実装上、分析や設計と同等以上に重要な問題です。
また、9.3-9.4で議論されるコンピュータ言語は、設計者やアーキテクトが必ず身に付けておかねばならない知識分野です。
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