 |
はじめるUML 第1回 |
2005.3.1 掲載
はじめてみよう!
いよいよ待ちに待ったUML2.0が実際に使えるようになりました。今までは、書籍やWeb上での情報だけであったUMLの最新バージョンに対応したツールが発売されました。今回は、UML2.0対応のツールのひとつであるパターンウィーバー2.0を例にとって、UMLの最新機能を見ていきます。
UMLの学習は机上だけでは、なかなか具体的なイメージをつかむことはできません。それがツールを操作して、確認しながら勉強すると学習効果はとても向上します。それは、机上や単なるお絵かきソフトでUMLのダイヤグラムを書いただけだと、ダイヤグラムに必要なUMLの要素がわかりません。これに比べて、ツールを使うとUMLに必要な項目を入力することになるので、各ダイヤグラムで必要なことだけを効果的に覚えられます。 例えば、クラス図を書くときに必要な項目は、クラスを選択して、右クリックするとそこで使える機能がメニューとして出てきます。
 この画面では、クラス間の関係の種類が一覧されています。UMLの関係にはどういうものがあるのかが一目でわかります。
それではこれからUML2.0を簡単に見ていきます。UMLは2.0にバージョンアップしたことによって、ダイヤグラムの名称が変更されました。
| 構造 |
 |
振る舞い |
オブジェクト図
クラス図
コンポジット構造図
コンポーネント図
配置図
パッケージ図
|
 |
ユースケース図
相互作用図
シーケンス図
コミュニケーション図
タイミング図
相互作用概要図
ステートマシン図
アクティビティ図
|
大きく刷新されたのはコンポーネント図で、新たにタイミング図、コンポジット構造図、相互作用概要図が追加されました。また、シーケンス図とステートチャート図と呼ばれていたステートマシン図が機能強化されました。
特にコンポーネント図では、J2EEや.NETに対応できる表記になりました。インターフェースやポートといったコンポーネント設計に必要な要素が追加されています。そして、タイミング図とステートマシン図では、組み込みシステムに必要な機能が追加されました。これらのダイヤグラムを使えば、本格的な組み込みシステムの設計が可能です。
このように、UML1ではできなかったコンポーネントと組み込みシステムの設計ができるようになりました。今すぐ、UMLツールをダウンロードして、機能を確認してみてはいかがでしょうか。次回からはUML2.0の具体的な利用方法を見ていきます。
■筆者紹介 長瀬嘉秀/Yoshihide Nagase 株式会社テクノロジックアート 代表取締役社長
パターンウィーバー(PatternWeaver) ver2.0
-
UML2.0 Superstructureの全てのダイアグラムに対応
-
Eclipse3.0にプラグインとして統合
-
表現力の大幅な向上
-
新規プラグインの追加
●商品に関するお問い合わせ 株式会社テクノロジックアート e-mail : pw@tech-arts.co.jp http://pw.tech-arts.co.jp/pw/index.html
|